【ガレージライフ】アメリカ車を3台ガレージに格納。 ガレージで楽しくオフを過ごす。
学生時代にアメリカンフットボール部に所属したMappyさん。 自然と見てきたものはアメリカのライフスタイルであり、あこがれていたアメリカ車を所有することになる。 そして念願のガレージのある家を建てて、ガレージで過ごす時間を楽しんでいる。
沖縄県浦添市。生まれは関東地方であるが就職で沖縄県に移住したMappyさんは結婚と子どもが生まれたことを機に新居を建てた。それは、今から15 年前の2011 年のことだった。RCB 造3 階建ての新居は建築条件付きの約60 坪の敷地に建てられた。設計をしたのはMappyさん自身で、奥様がCADで3Dを描いて工務店に依頼したという注文住宅。当初は1 階はピロティ車庫とし、クルマが4 台入るスペースを確保。シボレー・カマロ、シボレー・コルベット、ジープ・ワゴニアを所有してアメリカンなクルマを所有していたが、それから7 年後の2018 年にリノベーションを行いガレージとなった。リノベーションを依頼したのは沖縄県でリフォームを中心とする『丸善組』だ。

沖縄の住宅で多くみられるピロティは駐車スペースを指し、将来の増築を見越して1階を柱のみの空間にした鉄筋コンクリート造の建築のこと。よって入り口の扉もなく、柱のみで風が抜ける状態の駐車場となっていた。そこで、リフォーム時には柱と柱の間に壁面を造作してもらい、木目の壁に変更。ガレージの正面にも電動式のシャッターを入れたことでガレージというスタイルにリノベーション。


玄関からクルマが眺められるように大きな窓とカウンターを設けたMappy邸。好きなクルマ、好きなオートモビリアに囲まれた空間は特別という。ガレージができてからはガレージで過ごすことが多いという。ガレージの奥に設置されたのは『チトセアート』で購入したバーカウンターを設置。家族でトランプをしたり、アルコールを愉しんだりと遊ぶスペースを設けている。ソファではクルマを眺めるほか、ダンスを練習することもあるという。
クルマが増えてしまっていたためアメリカのBENTPACK社の4柱リフトをオーダーしてガレージに設置することまで実施している。その後、オーナーのMappyさん自身がD.I.Y にてラッカーペイントをして床面をブラック&ホワイトのタイル地
のようなスタイルに3日かけて施工をしている。そしてガレージの先には、奥様の好きなアルコールが楽しめるようなスペース、カウンターバーを設置するなど家族が楽しめるガレージとしているのだ。


左/ 1階から2階へ上がる自宅の階段は、将来身体の負担にならないように段差 を低くするように工夫。通常の階段よりもゆったりとしている。 右/ ガレージは1台でもクルマが入るようにBEDPACK製の4柱リフトを導入。クルマを整備する ときに愛用しているそうだ。
このガレージはご主人が所有している3台のホットロッドのメンテナンスができるスペースになっているほか、奥様がバーカウンターでお酒を愉しんだり、愛娘さんを交えてトランプができる空間も確保しているのが最大の特徴。クルマに全力で愛情が注げるだけでなく、家族で遊ぶスペースを確保している珍しいケースなのかもしれない。

リノベーションをする前まではクルマを停めるだけだったスペースは、ガレージとしたことで安心してクルマを停めておける場所になったのである。そこで以前から依頼したかった埼玉の『El Classico』に依頼して’40 年式マーキュリーのレストアを依頼。沖縄の海をイメージしたボディカラーでオールペイントし、インテリアを作り変えるなどしてYOKOHOMA HOTROD CUSTOMSHOW2025にてBEST OF SHOWを受賞している。


左/ 通信販売で購入したDUTY製のTOOL BOXを愛用。ガレージでは簡単な整備だけ行い、エンジンのメンテナンスは『El Classico』に依頼している。 右/ 国内最大級のカスタマイズショー、MOONEYESのHOTROD CUSTOM SHOW で獲得したアワードがガレージに飾られた。
またその他にも1950年式3インチチョップトップにされたマーキュリーや、1937 年式シェビーなどHOTRODが3 台ガレージに大切に保管されている。限られたビルトインガレージではあるが、きちんと考えられて入れられたクルマたちは、いつも磨かれてコンディションのいい状態が自慢ともいえる。オーナーのMappyさんいわく『El Classico』の白田さんにお世話になり、アワードまで獲得できたことも感謝しているがアフターメンテナスまで気にかけていただき感謝です」と嬉しさが込み上げてくる。


左/ MOONEYESで購入をしたムーンディスクで製作したランプがガレージでは活躍。ソファで読書をすることもあるそうだ。 右/ 限られたスペースのガレージは、クルマの止め位置を指定するためにマスキングテープでサインを入れている。


左/ 沖縄県は以外にも湿気が多いため、クルマのことを考えてDAIKIN製の除湿器を完備している。 右/ 台風の上陸によってシャッターが痛まないようにハリケーンファブリックを設置している。 シャッターは防火設備対応の『文化シヤッター』製ポルティエ。
自分の手で作り上げたガレージに保管されたクルマたちは、つねにMappyさんの手によりアメリカンガレージでメンテナンスが行なわれている。ショーカーコンディションの3台は、1919 年アメリカ創業のA&Wで仲間たちと開催するモーニングクルーズや県内で開催されるカーショーにも自走で参加してアメリカ車のある生活を楽しんでいる。


左/ DIYで仕上げた木造の壁面にはアメリカン雑貨ショップや通信販売で購入したアメリカンなサインをディスプレイ。ガレージの雰囲気がアメリ カンに変貌した。 右/ ガレージの壁面はホイールキャップやステアリングなどのパーツをディスプレイ。木製の壁面にもスチールのサインを飾る。


左/ ガレージから母屋へ入れるように引き戸 の扉を設置。ステップにはDIYによりステンシルで施工した文字が入る。 右/ 車検用に保管しているスペアタイヤは、使用しないときは壁面に立てかけているがクルマに干渉しないようにL字のアングルで固定している。
Owner’s Check
ここがお気に入り
手造りでDIYで作業した床面や壁面のディスプレイな、極力工夫をしてコストを抑えました。
ちょっと失敗
クルマを入れるまでは広いと思っていましたが、いざクルマを入れると狭く感じますね。
これからの夢
このままクルマを維持して、現在のスタイルをキープしていきたいですね。
読者へのアドバイス
まずはどのようなガレージが理想かを明確にすることが重要です。
Planning Data
所在地:沖縄県
施主:Mappyさん
構造:RCB造
敷地面積:198㎡
延べ床面積:105.6㎡
ガレージ面積:60㎡
外装仕上げ:塗装仕上げ
内装仕上げ:クロス
愛車:1940年式マーキュリー
1950年式マーキュリー
1937年式シボレー