[ナカジ~のティーポ的コラム09] 5月はイベントがいっぱいでした! Part1

[ナカジ~のティーポ的コラム09] 5月はイベントがいっぱいでした! Part1
28年前にも見た1913年A.L.F.A.40/60 AERODINAMICA。また会えて嬉しかったです。

5月は気候が良いこともあって(今年は想定外の暑さでしたが)、様々なイベントがあり、私もあちこちでお仕事をさせていただきました。そこで5月に出かけたイベントのレポートを2回に分けてお届けしましょう。

5月17日日曜日は、埼玉県の川越で「小江戸川越まちかどモーターギャラリー2026」が開催されました。このイベント、観光都市で名高い川越の街のあちこちで、様々なクラシックカーが展示されるユニークなもので、今回初めて「Legend Car デモラン」と題して、」貴重な車両の公道デモ走行が行われました。私はその走行の解説を、マイクを通して行う役回りでして、ニュルブルクリンク24時間レースの実況の合間(スタートパートとゴールパートの中間)で、お邪魔してきました。

川越市立博物館前の公道で、1927年式ベントレー4 1/2リッター・オールドマザーガン(1928年のル・マン24時間優勝車)、ホンダRSC(現HRC)が1965年にモータースポーツ普及を願って発注したブラバムBT16Aの1台で、ホンダS800のエンジンを搭載した車両、さらに1965年のメキシコGPで優勝したホンダRA272 F1の計3台が走行を披露しました。フォーミュラカー2台は、宮城 光さんがドライブを担当してくださり、特にRA272は凄まじいサウンドで、沿道に詰めかけたお客さんたちを魅了していました。

翌週5月21~24日は、グランツーリスモ・ワールドシリーズRd.1の実況のため、イタリア・ミラノに行ってきました。ミラノに来たのは、1998年2月に行われた、ティーポ創刊100号記念ツアーで読者の方たちと訪れて以来、実に28年ぶり。ドゥオーモを中心とした市内の景色はあまり変わらない感じですが、イタリア車が凄く少なくなった感じです。

ティーポ1998年4月(通算106)号。翌月号と2回に分けて、ツアーの模様をレポートしました。ここで紹介しているアルファロメオ・ミュージアムは、改装前の建物。

22日金曜日のお昼過ぎまで自由時間があったため、地下鉄とバスを乗り継いで、一人でアレーゼのアルファロメオ歴史博物館の見学に行ってきました。ティーポ100号ツアーで28年前に行きましたが、その後2015年に大規模な改修が行われました。内部は以前よりかなり大きくなり、誰でも予約なしに入館できるようになって(以前は予約が必要でした)いました。展示車両はかなり多くなっていた上、カフェレストランもできていて、時間があれば一日ゆっくり楽しめるほどのボリュームでした。なお展示車両の詳細はまた別の機会にご紹介します。

5月23日土曜日に、ドゥオーモのすぐ近くにある「テアトロ・リリコ」で、グランツーリスモ・ワールドシリーズ2026 Rd.1 https://www.gran-turismo.com/jp/gt7/events/gtws2026/milan/ が行われ、日本語の実況を担当しました。会場は1000人以上入る劇場で、満員のお客さんが国家演奏から大盛り上がりで、熱い声援を送ってくれました。レースの方もかなり盛り上がって良かったです。因みにネイションズカップ(国別対抗個人戦)のレース1では、ミッレミリアをイメージしたクラシックカーのレースも行われました。

そうそう、アルファロメオ・ミュージアムから市内に戻った後、地下鉄を使ってミニカーショップ「TINY CARS https://thetinycars.com/ 」を訪ねました。ティーポ2023年10月号の野口祐子さんのコラム「Italiaさんぽ」で紹介されていたお店で、凄い数の在庫がありました。私の好きな1960~70年代のミニカーは少なかったのですが、このポリトーイ製ホンダN360(ザガートがフィアット500のシャシーにホンダN360のエンジンを搭載したコンセプトカー、ザンザーラとホンディーナがモデルのミニカー)を買ってきました。で、グランツーリスモのイベント終了後のパーティで、ミラノ在住の野口さんとお会いして、その旨を報告させてもらいました。

Tipo2023年10月(通算392)号の野口祐子さんのコラムで紹介されていたTINY CARS。

翌日曜の朝にはミラノを発って、月曜日の朝東京に戻りましたが、その週末がまた慌ただしい日々でした。その詳細は次回で。

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【モデルカーズ】これぞまさにスリーパー! 能ある鷹は爪を隠す【Porsche 911 GT3 Touring Package】
ポルシェ911 GT3

【モデルカーズ】これぞまさにスリーパー! 能ある鷹は爪を隠す【Porsche 911 GT3 Touring Package】

どんな高額なスポーツカー/スーパーカーにも当てはまることだが、そのオーナー像というのはふたつに大別されると思う。ひとつは「他人の目を意識するタイプ」で、もう一方は「他人の目を気にしない、自己完結型」だ。しかし“ロードゴーイング・レースカー”の異名を取る、ポルシェ911 GT3オーナーの中には、その中間のような存在がいる。そこに目をつけたのは他でもない、ポルシェ自身である。 GT3といえば、ハイチューンの自然吸気ユニットを積み、後席を取り除くなど徹底した軽量化が追求されたピュアスポーツモデル。その真価を合法的に発揮したいのならば、サーキットに直行した方が無難とも言えるキャラクターが売りで、標準型の911とは異なる、“クルマを地面に張り付けてやろう”と言わんばかりのエアロディバイスや屹立したリアウィングなどで、溢れんばかりの“ヤル気”を周囲にまき散らしている。もちろん、それは「他人の目を意識するタイプ」のオーナーにとってはステイタスシンボルのようなもので、虚栄心も大いに満たしてくれることだろう。 しかし、GT3には乗りたいけど、あの“これ見よがし感”がちょっと気恥ずかしいという、奥