7月20日開催【SPEED FESTIVAL 2026 】でGC Returns をもっと楽しむために! Part2
7月20日月曜祝日(海の日)に、今年もSPEED FESTIVAL 2026 岡山 + Tipo OverHeat Meetingが開催されるが、その公式プログラムとして「GC Returns 2026」のレースが行われる。「GC Returns」は、1972~89年に開催された富士グランチャンピオン・シリーズに出場したマシンとその同型車によるレースで、2025年8月に初めて開催された。2026年は全3戦で行われる予定で、その開幕戦として行われることになる。
7月20日の岡山国際サーキットで開催される、SPEED FESTIVAL 2026 岡山 + Tipo OverHeat Meetingのプログラムに組み込まれる「GC Returns 2026」のレースをより楽しんでもらうために、かつての富士GCシリーズとGC Returnsに関する情報をご紹介しよう。Part2の今回は、GC Returnsの概要と、昨年のGC Returnsのレースについてお伝えしよう。
※GC Returns とは?
GC Returnsとは、かつて富士グランチャンピオン・シリーズに出場したマシンとその同型車を使ったリバイバル・レースだ。2024年秋に、1972年の富士GCチャンピオンであるレジェンドドライバーの鮒子田寛さんが中心となって、国内に残るGCマシンでレースができないかと、地元京都のレース仲間たちとリサーチを開始。鮒子田さんはGC Returns 実行委員会 委員長となり、実現に奔走。さらに一般社団法人 ジーシー・リターンズも設立され、最初の会合から僅か10か月後の2025年8月には、初のレース「MIMI5 GC Returns 2025」が富士スピードウェイで開催された。参加車両は当時の規定に準じて3つのクラス(ジェネレーション/別項参照)に分けられ、混走でレースを行い、それぞれのクラスで表彰が行われた。

※MIMI5 GC Returns 2025
2025年8月9日に行われたMIMI5 GC Returns 2025には、14台のエントリーがあり、実際に予選を走行したのは12台、決勝レースには11台が出場した。内訳は2リッター2シーターのGen-1が4台、2リッターシングルシーターのGen-2が3台(決勝2台)、3リッターシングルシーターのGen-3が5台だった。予選ではGen-3のローラT87/50 MCS8 コスワースDFVの小嶋禎一選手がポールポジションを獲得。決勝も小嶋選手のMCS8が序盤が独走態勢を構築。一方、予選ノータイムだったGen-3のローラT87/50 MCS9 無限MF308を駆る星野茂選手は、最後尾グリッドから猛烈な追い上げを展開し、小嶋選手の後方まで近づいたが、終盤僅かに失速。結局小嶋選手、星野選手の順で、Gen-3の2台が1-2フィニッシュを飾った。3位争いはGen-1のシェブロンB23 HART420Rを駆る丸山光太郎選手、シェブロンB19 コスワースBDGを駆る兼子卓三選手、シェブロンB19 HART420Sを駆る久保田敏一選手、さらにGen-2のMCS(Ⅰ) マツダRE13Bを駆るレジェンドドライバーの関谷正徳選手が終盤に激戦を展開。関谷選手、兼子選手、久保田選手、丸山選手の順でゴールし、関谷選手はGen-2優勝、兼子選手、久保田選手、丸山選手はGen-1の1、2、3位となった。
【MIMI5 GC Returns 2025 決勝レース結果】
| Pos | No. | Class | C.P. | Driver | Car | Lap | Total Time | Ave.km/h |
| 1 | 21 | Gen-3 | 1 | 小嶋禎一 | Classic Car.jp TOMEI SPORTS | 10 | 21'21.440 | 127.336 |
| 2 | 5 | Gen-3 | 2 | 星野 茂 | HOSHINO SPIRIT | 10 | 21'33.765 | 126.123 |
| 3 | 6 | Gen-2 | 1 | 関谷正徳 | ウルフ MCS RETURNS | 10 | 23'01.375 | 118.124 |
| 4 | 35 | Gen-1 | 1 | 兼子卓三 | Chevron B19 | 10 | 23'02.480 | 118.03 |
| 5 | 4 | Gen-1 | 2 | 久保田敏一 | KED シェブロン | 10 | 23'04.480 | 117.859 |
| 6 | 8 | Gen-1 | 3 | 丸山光太郎 | Chevron B23 | 10 | 23'06.478 | 117.689 |
| 7 | 60 | Gen-3 | 3 | 久保田克昭 | GC89G-ITOHAM | 9 | 21'25.570 | 114.149 |
| 8 | 11 | Gen-2 | 2 | 上住道人 | MCS Mazda | 9 | 21'46.328 | 112.335 |
| 9 | 61 | Gen-3 | 4 | 脱兎さん | ミズノスポーツ 88Q | 9 | 22'54.401 | 106.771 |
| 10 | 27 | Gen-3 | 5 | 田中裕司 | 伸東メタリコン | 9 | 22'56.100 | 106.64 |
| 11 | 28 | Gen-1 | 4 | 藤井修二 | MANA-09 | 8 | 23'14.531 | 93.451 |
Fastest Lap
Gen-1 1'55.288 (7 / 10) 142.485 km/h 4 久保田敏一/ KED シェブロン
Gen-2 1'56.041 (7 / 10) 141.560 km/h 6 関谷正徳/ ウルフMCS RETURNS
Gen-3 1'41.713 (10 / 10) 161.501 km/h 21 小嶋禎一/ Classic Car.jp TOMEI SPORTS
Text:中島秀之 Photo & Special Thanks:GC Returns